#7月2日 は #日本 では #何の日 かをまとめてみました。
半夏生
7月2日は、半夏生です。半夏生(はんげしょう)とは、日本の暦が生み出した「雑節」のひとつで、夏至からおよそ11日後、太陽黄経が100度に達する頃を指します。毎年7月1日か2日頃に訪れ、2026年は7月2日がその日にあたります。農家にとってこの日は「半夏生までに田植えを終えなければならない」という大切な節目でした。農繁期の頂点をこの日に据え、それが過ぎたら七夕頃まで農作業を休む慣習が各地に残っていました。
「半夏生」という名の由来は諸説あります。この時期に生えてくる植物「半夏(カラスビシャク)」に由来するという説や、葉の一部が白く染まる水辺の植物「半夏生(ハンゲショウ)」が名を与えたという見方もあります。この頃に降る雨は「半夏雨(はんげあめ)」と呼ばれ、大雨になりやすいとされてきました。「天から毒気が降る」「この日に採った野菜は食べてはいけない」という言い伝えも各地に残っています。梅雨末期の不安定な気候を長年の経験則として暦に組み込んだ先人の知恵は、現代の科学から見ても一定の合理性を持っています。農村の時間と都市の時間が乖離してしまった今だからこそ、この日の名前を口にすることが、季節とつながり直す小さな入り口になるかもしれません。
一年の折り返しの日・真ん中の日
7月2日は、一年の折り返しの日・真ん中の日です。平年においてこの日は一年365日のうちの183日目にあたり、1月1日から数えても183日目、12月31日から逆算しても183日目という、文字通り一年の真ん中の日です。「真ん中の日」は、神奈川県横浜市で食品や化粧品の販売、食文化の提案やイベント企画を手がけるアッカープランニングが制定し、2017年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されました。「半分」「シェア」「折り返し」「真ん中」をキーワードに、みんなで笑顔でお祝いする日にしたいという思いが込められています。
一年の折り返しを意識するタイミングは人それぞれです。元旦に立てた目標を振り返る人もいれば、健康診断の結果と向き合う人もいるでしょう。残り182日という数字を前にしたとき、焦りを感じる人もいれば、まだ半分あると思える人もいる。その受け取り方の違いが、その人の今の状態をそっと映し出します。今日という折り返し点に立ったとき、あなたはどちらの自分でしたか。
救世軍創立記念日
7月2日は、救世軍創立記念日です。1878年(明治11年)のこの日、イギリスの牧師ウィリアム・ブースがキリスト教プロテスタントの一派として救世軍を創立しました。「救世軍」という名前は日本語にすると物々しく聞こえますが、英語名は「The Salvation Army」、その活動の本質は貧しい人々への支援と社会奉仕です。産業革命の波に飲み込まれたイギリス社会の底辺に生きる人々を救うために設立されたこの組織は、軍隊の構造を模範として大将・将官・佐官などの階級を設け、規律ある行動によって社会変革を目指しました。
日本への上陸は創立から17年後の1895年(明治28年)9月22日のことです。現在、救世軍は世界126の国と地域で活動を展開しています。日本でその存在を最も身近に感じられるのは、毎年クリスマスシーズンに街頭で見かける「社会鍋」の募金活動でしょう。赤い鍋と鈴の音は、冬の風物詩として多くの人の記憶に刻まれています。148年近くの歴史を持つこの組織が、今日も静かに、しかし確実に社会の隙間を支え続けています。
たわしの日
7月2日は、たわしの日です。1915年(大正4年)のこの日、株式会社亀の子束子西尾商店の初代社長・西尾正左衛門が束子(たわし)の特許を取得したことを記念して、同社が制定した記念日です。一般社団法人日本記念日協会に認定・登録されています。明治40年(1907年)創業の亀の子束子西尾商店は、パームヤシ製のたわしを世に送り出しましたが、その後悪質な模倣品が市場に溢れ始めます。西尾正左衛門は特許で対抗しながらも限界を感じ、最終的には「亀の子束子」というブランドそのものの信頼を高める方向に舵を切りました。著書「回顧録」には、商標の認知を高めるために包装を導入するに至った経緯が率直に記されています。
亀の子束子は2018年に誕生から111年を迎え、2013年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。明治・大正・昭和・平成・令和と五つの時代を超えて、同じ名前・同じ形・同じ品質で日本の台所を磨き続けてきた製品は決して多くありません。素材には厳選されたパームヤシを使い、製造方法も創業当時とほぼ変わらないという点も驚きです。今夜の食器洗いに手にするたわしが、もし亀の子束子であれば、その一本に100年超の歴史が宿っています。
タコの日
7月2日は、タコの日です。蛸研究会が制定した記念日で、日付の由来は関西地方の半夏生にタコを食べる風習にあります。梅雨の雨が多いこの時期、農作物がタコの吸盤のように大地にしっかりと根付くようにという願いと、夏に向けて体力をつけるという目的が重なって、この風習は定着してきました。タコという生き物と日本人の付き合いは非常に長く、大阪の池上・曽根遺跡など弥生時代の遺跡から蛸壺形の土器が複数出土しており、少なくとも2000年以上前から人々の生活に関わっていたことが分かります。
日本語の「タコ」は足が多いことから「多股(たこ)」に由来するという説が有力で、英語名「octopus(オクトパス)」は古典ギリシャ語の「8本足」に由来します。刺身や寿司、煮だこ、酢蛸、おでん、たこ焼き、蛸飯と、調理法の多彩さはほかの食材に引けを取りません。なお、8月8日もタコの日ですが、こちらはタコの足の数が8本であることに由来する別の記念日です。半夏生の今夜、タコ料理を一品食卓に加えてみてはいかがでしょうか。
うどんの日
7月2日は、うどんの日です。香川県製麺事業協同組合が1980年(昭和55年)に制定した記念日で、日付の由来は香川県地方の農家に伝わる風習にあります。農繁期が一段落する半夏生の頃、農作業で疲れた体を癒やすためにうどんを食べて労をねぎらう習慣が、讃岐の地には長く根付いていたのです。香川県は日照時間が長く、平地が多い地形が穀物栽培に適しており、稲の後に小麦を植える二毛作が伝統的な耕作形態として続いてきました。現在、香川県民一人あたりのうどん消費量は日本全国で第1位を誇ります。2011年には香川県庁と香川県観光協会が観光キャンペーン「うどん県」をスタートさせ、地域の誇りを全国に発信しました。
日本三大うどんの明確な定義は存在しませんが、讃岐うどん・稲庭うどん・五島うどん・水沢うどん・氷見うどん・きしめんが候補に挙がることが多いとされています。讃岐うどんは弾力のあるコシと滑らかな食感が特徴で、かけ・ぶっかけ・ざるなど食べ方も多彩です。農の恵みに感謝しながら食べてきた一杯の積み重ねが、今日のうどん文化を形づくってきました。うどんの日の今日、本格的な一杯をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
柿渋の日
7月2日は、柿渋の日です。大阪府大阪市中央区に本社を置き、柿渋や柿渋製品の企画・製造・販売を手がける株式会社柿多冨(かきたふ)が制定した記念日で、2009年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されました。「夏季7月2日」を「かきし(7)ぶ(2)」と読む語呂合わせと、この頃になると山里の山柿が青い実をつけ始め、柿渋造りの準備に入る時節であることの両方が日付の根拠となっています。柿渋とは、渋柿の青い実を砕いて絞り、発酵・熟成させた液体のことで、化学物質を含まない日本古来の天然エコ素材です。
従来の柿渋には独特の悪臭があることが普及の妨げとなっていましたが、株式会社柿多冨は独自の特許製法によって完全無臭の柿渋を開発しました。その無臭の柿渋は住宅の内装材や伝統工芸の柿渋染めなどに活用されています。防腐・防水・抗菌といった機能を天然素材から引き出す日本の知恵は、現代のサステナブルな生活スタイルとも深く共鳴します。合成化学品に溢れた時代だからこそ、柿渋のような自然由来の素材の価値は静かに高まっています。
谷川岳の日
7月2日は、谷川岳の日です。1920年(大正9年)7月2日、日本山岳会のメンバーである藤島敏男・森喬の2名が、土樽の案内人・剣持政吉とともに矢場尾根から茂倉岳を経て谷川岳に至りました。この日本登山史に残る初登頂を記念し、2011年にみなかみ町が一般社団法人日本記念日協会に申請して認定・登録された記念日です。みなかみ町のシンボルである谷川岳をアピールすることが目的とされています。
谷川岳は群馬県と新潟県の県境に連なる三国山脈に属する標高1,977mの山で、日本百名山のひとつです。頂部は「トマの耳」(標高1,963m)と「オキの耳」(標高1,977m)の二峰に分かれており、人の耳を思わせる独特の山容を持ちます。一ノ倉沢などの岩場は剱岳・穂高岳と並ぶ日本三大岩場のひとつとしてクライマーの聖地となっており、冬には天神平スキー場として関東でも有数のスキーリゾートに変貌します。みなかみ町ではこの日を含む1週間を「谷川岳ウィーク」と定め、宿泊割引企画やエコツアーカーニバル、山開き神事などを実施しています。夏のハイキングシーズンの入り口である7月、ぜひ一度訪れてみたい山のひとつです。
全国なまずサミット・なまずの日
7月2日は、全国なまずサミット・なまずの日です。「な(7)まず(2)」の語呂合わせに由来し、2017年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されました。記念日の申請者は、全国なまずサミット代表であり埼玉県吉川市の市長でもあった中原恵人氏です。なまずの魅力を全国に発信することで、関連産業の発展と観光文化の振興に寄与することが目的とされています。
吉川市は、江戸川と中川の2つの川に挟まれた水郷の地です。江戸時代初期から河岸付近に川魚料理の料亭が軒を連ね、「吉川に来て、なまず、うなぎ食わずなかれ」と言われるほどの名声を誇っていたと伝わります。なまず捕りは子どもたちの遊びでもあり、捕まえれば食材にもなる一石二鳥の遊び相手だったといいます。そうした歴史から、吉川市は「なまずの里」と呼ばれてきました。2017年2月に吉川市で開催された全国初の「全国なまずサミット」では、全国のなまずにゆかりある自治体や団体が集い、シンポジウムやなまず料理コンテストが実施されました。普段あまり意識することのないなまずが、実は日本人の食と文化に深く根ざした生き物であることを、今日改めて知る機会にしてみてください。
アマニの日
7月2日は、アマニの日です。製粉事業・食品事業などを手がけ、「アマニ」の油や粒、粉末などを製造・販売する日本製粉株式会社(略称:ニップン)が制定し、2020年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されています。一年のほぼ真ん中であり、半夏生の頃でもある7月2日を、夏の健康管理を始める節目の日として選んだといいます。アマニは漢字で「亜麻仁」と書き、アマ科の一年草であるアマ(亜麻)の種子のことです。このアマニに豊富に含まれるのが、体内で作ることができない必須脂肪酸の一種、オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)です。
食用のアマニ油は加熱調理に向きませんが、クセのない風味で、できあがった料理にそのままかけて摂取するのが一般的です。ニップンのアマニ油は、希少なカナダ産のゴールデン種を100%使用して丁寧に搾油されており、サラダやスープにかけたりドレッシングに使ったりと活用の幅は広く、普段の食事に無理なく取り入れられます。同社は1月23日を「オメガ3の日」としても制定しており、「1・2・3とステップアップして健康に」という願いが込められた日付の選び方も遊び心があります。半夏生という夏の入り口の節目に、食卓に一本アマニ油を加えてみるのも良いかもしれません。
中央シャッターの日
7月2日は、中央シャッターの日です。重・軽量シャッターの製造販売、修理及びメンテナンスを手がける株式会社中央シャッターが制定し、一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されています。社名の「中央」にちなみ、一年365日の真ん中にあたる7月2日を記念日に選んだというのが、その由来です。株式会社中央シャッターは1970年2月、創業者の市川文胤氏が埼玉県八潮市の自宅でシャッターの修理業として創業した会社です。「色々な仕事が中央に集まるように」という思いを込めて社名を「中央シャッター」と名付けたといいます。シャッターの塗装・修理から始まり、テント業・看板業へと業域を拡大。現在は傘下に株式会社横引シャッターなど3社を持つ中央グループを形成しています。
社員のクビを絶対に切らない経営方針や、94歳の現役社員が働いていたことでもNHKをはじめとするメディアの注目を集めてきた会社です。私たちの日常生活において、シャッターは店舗や住宅の安全を静かに守り続けています。朝に開き、夜に閉まるその動作は当たり前のように繰り返されていますが、その裏には設計・製造・施工・メンテナンスを支える職人たちの技術があります。中央シャッターの日は、そうした縁の下の仕事に光を当てる日でもあります。
北海道米「ななつぼし」の日
7月2日は、北海道米「ななつぼし」の日です。北海道札幌市に事務局を置く北海道米販売拡大委員会が制定し、2021年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されました。「なな(7)つ(2)ぼし」という語呂合わせが日付の由来で、北海道米「ななつぼし」のファンを増やし、消費拡大につなげることが目的とされています。「ななつぼし」は2001年(平成13年)に北海道の優良品種として採用されたブランド米で、「ひとめぼれ」や「あきほ」などとの交配から生まれました。2021年時点で北海道米の作付面積の約半分を占める、まさに北海道を代表するお米です。
バランスのとれた味わいと冷めても美味しいという特性から、北海道内で最もよく食べられているお米となっています。お弁当やおにぎりにも広く活用され、無洗米としての適性にも優れています。北海道は稲作に向かない冷涼な気候と長らく思われていましたが、品種改良の積み重ねと栽培技術の向上によって、今や全国有数の米どころとして確固たる地位を築きました。「ななつぼし」はその象徴ともいえる品種です。今夜の食卓に北海道米を選ぶことが、北の大地の農家を支えることにもつながります。
夏の長野県産レタスの日
7月2日は、夏の長野県産レタスの日です。長野県長野市に事務局を置く全国農業協同組合連合会長野県本部(JA全農長野)が制定し、2024年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されました。「な(7)つ(2)」(夏)と読む語呂合わせから7月2日を記念日としており、気温上昇に伴いサラダ需要が高まる季節であることも日付の根拠となっています。長野県産レタスは夏場の生産量において全国第1位を誇ります。高原の冷涼な気候を活かして栽培されるため、みずみずしくシャキシャキとした歯ざわりと甘みが特徴で、最盛期には1日に10万ケース(1ケース=10kg)以上を出荷します。
収穫後は素早く真空予冷を行い、冷蔵・保冷車でその日のうちに出荷するという鮮度管理の徹底ぶりも、長野県産レタスの品質を支える重要な要素です。JA全農長野は「光と風と水のハーモニー」をキャッチコピーに掲げ、安全生産への意識統一・防除記録の記帳・残留農薬の自主検査という4つの柱で「安心・新鮮・おいしい」を追求しています。今日のランチや夕食のサラダに長野県産のレタスを選んでみてはいかがでしょうか。夏の高原を吹き抜ける涼しい風が、食卓に届いています。
おへそケアの日
7月2日は、おへそケアの日です。花王株式会社が制定し、2024年に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されました。おへそが体の「真ん中」にあることから、一年の真ん中の日である7月2日を「おへそをいたわる日」と定めています。人体の「真ん中」であるおへそは、日常のスキンケアでは意外と忘れられがちな部位です。おへその奥には汚れや垢がたまりやすく、独特のニオイ汚れの原因になることも少なくありません。花王が開発した「SPOT JELLY へそごまパック」は、おへそにゼリー剤を流し込んで固め、スポッと引き抜くことで汚れをまとめて取り除くという仕組みの製品で、1〜3ヶ月に1度のスペシャルケアとして推奨されています。
1887年(明治20年)の創業から130年以上にわたって日本の生活用品を作り続けてきた花王株式会社が、体の「真ん中」のケアに着目した記念日を制定したことは、ユニークな発想といえます。おへそケアの重要性と、「SPOT JELLY へそごまパック」の認知拡大が目的とされています。一年の真ん中の今日、普段なかなかケアしないおへそに少し目を向けてみるのも、夏に向けて体を整える一つの習慣になるかもしれません。
風三楼忌
7月2日は、風三楼忌です。昭和時代の俳人・岸風三楼(きし ふうさんろう)が1982年(昭和57年)のこの日に71歳で亡くなったことにちなみ、その命日を偲ぶ日です。岸風三楼は1910年(明治43年)7月9日、岡山県馬屋下村松尾(現:岡山市北区松尾)に生まれました。本名は二三男(ふみお)。関西大学法学部を卒業後、大阪逓信省に入省という経歴を持つ「サラリーマン俳人」でした。俳句は中学4年の頃から始め、雑誌「ホトトギス」への投句を経て、皆吉爽雨・山口誓子の指導を受けます。その後、富安風生に師事し、「若葉」の編集長を務め、1953年には自ら俳句雑誌「春嶺(しゅんれい)」を創刊・主宰しました。
1971年には「俳人協会」設立に際して設立代表として文部省と折衝し、「俳句文学館」の建設にも尽力するなど、俳壇の組織づくりに多大な貢献を残した人物でもあります。「俳句は履歴書」を信条として庶民的な句を詠み続け、代表句に「手をあげて足をはこべば阿波踊」があります。句集には『往来』(1949年)と、没年に刊行された『往来以後』(1982年)の2冊があります。職業人として生き、俳人として詠み続けた岸風三楼の生涯は、日常の中に詩を見つける姿勢を静かに教えてくれます。
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