#7月19日 は #日本 では #何の日 かをまとめてみました。
女性大臣の日
7月19日は、女性大臣の日です。1960年、日本の政界にひとつの扉が開きました。
第2次岸信介改造内閣の後を受けて第1次池田勇人内閣が発足したこの日、中山マサが厚生大臣として入閣し、日本で初めての女性大臣が誕生しました。彼女の入閣を後押ししたのは、後に内閣総理大臣となる大平正芳だったと伝えられています。中山マサは1891年生まれ、保守合同後は大野伴睦から船田中の派閥に所属し、1953年の第5次吉田茂内閣で厚生政務次官を経験してからの登用でした。厚生大臣としての在任期間はわずか5ヵ月。それでも彼女は、母子家庭への児童扶助手当支給という具体的な成果を残しています。短い任期の中で、次に続く人のための制度を一つ形にしたわけです。
以来60年以上が経ち、女性の閣僚は40人を超えました。中山マサ自身も1969年に四男・正暉に地盤を譲るまで政治家であり続け、その血脈は孫の中山泰秀にまで連なっています。今日という日は、誰かの一歩がどこまで歩みを伸ばすのかを考える機会にもなりそうです。ニュースで大臣就任の報を見かけたら、その人の前にどんな道があったのかにも、少し想像をめぐらせてみてください。
マッターホルン北壁登頂の日
7月19日は、マッターホルン北壁登頂の日です。40時間を超える闘いの末に、二人の日本人女性が世界の壁を越えました。
1967年のこの日、東京女子医大山岳部に所属していた今井通子と若山美子が、アルプス山脈のマッターホルン北壁からの登頂に成功しました。女性だけのパーティーによる北壁登攀は、これが世界で初めての快挙でした。マッターホルン、アイガー、グランド・ジョラスの北壁は「アルプス三大北壁」と呼ばれ、登頂が極めて困難なルートとして知られています。今井の両親は命の危険がある遠征に猛反対したといいますが、その意志は揺らがなかったそうです。
登頂後、今井通子は1971年にグランド・ジョラス北壁、続いてアイガー北壁も制覇し、女性として世界で初めてアルプス三大北壁を完全征服しました。彼女が開拓したアイガーのルートは、今も「ジャパンルート」と呼ばれています。一方の若山美子は、この登頂を最後に岩壁登攀から遠ざかり、1973年、新婚旅行を兼ねたマッターホルン登頂で夫とともに命を落としました。栄光と喪失が重なるこの記念日は、挑戦の意味を静かに問いかけてきます。
戦後民主主義到来の日
7月19日は、戦後民主主義到来の日です。焼け跡から立ち上がった日本に、明るい歌声が響いた日でもあります。
1949年のこの日、新しい民主主義の到来を謳った青春映画『青い山脈』が封切られました。原作は朝日新聞に連載された石坂洋次郎の同名小説です。旧弊な因習に縛られる地方の女学校を舞台に、若者たちが自由な恋愛と新しい価値観を求めて奮闘する物語は、敗戦から4年しか経っていない当時の観客の心を強く揺さぶりました。主題歌として作られた『青い山脈』は、藤山一郎と奈良光枝のデュエットで歌われ、西条八十が詞を、服部良一が曲をつけています。
映画の枠を超え、この歌はやがて国民的愛唱歌と呼ばれるまでになりました。学校の合唱コンクールや同窓会で今も歌い継がれているのは、単なる懐メロとしてではなく、あの時代の空気を思い出させる何かがあるからでしょう。今日、少し時間を見つけて『青い山脈』の歌詞を検索してみると、戦後という時代がどんな希望を求めていたのか、その輪郭が見えてくるかもしれません。
サイボーグ009の日
7月19日は、サイボーグ009の日です。特殊能力を持つ9人が悪と戦う物語は、ここから始まりました。
1964年のこの日、漫画家・石ノ森章太郎のSF漫画『サイボーグ009』が週刊少年キングで連載を開始しました。国籍の異なる9人の若者が、死の商人の組織「ブラック・ゴースト(黒い幽霊団)」によってサイボーグ兵士に改造され、やがてその運命に抗って悪に立ち向かうという物語です。『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森の代表作として知られ、2012年時点での漫画の累計発行部数は1000万部に達しています。この記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
完結編にあたるシリーズが完成する前に石ノ森が世を去ったため、作者自身の手による作品は未完のまま残されました。それでも初出から60年以上が経った今もアニメ化が重ねられ、世代を超えて読み継がれています。未完だからこそ、読者それぞれの中で物語の続きが描かれ続けているのかもしれません。今日は書店や配信サービスで、あの9人の戦士たちに久しぶりに会いに行ってみるのも良さそうです。
やまなし桃の日
7月19日は、やまなし桃の日です。「百」という漢字が「もも」と読めることから生まれた、ちょっと洒落た記念日です。
全国一の生産量を誇る山梨県の桃をPRするため、山梨果樹園芸会が制定しました。日付は「百」を「もも」と読むことにちなみ、1年のうちで百の倍数にあたる200日目、すなわち7月19日を選んだものです。ちょうどこの時期は、山梨県産の桃が最も美味しく出荷される季節でもあります。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
桃はバラ科の落葉小高木で、原産地は中国西北部、黄河上流の高山地帯とされています。日本では山梨県、福島県、長野県など降水量の少ない盆地で栽培が盛んです。中でも甲府盆地の東寄りに位置する笛吹市は、2006年時点の自治体別収穫量で全国1位を誇り、桃が市の木にも指定されています。同市が「日本一桃源郷」を宣言しているのも頷ける話です。今日の夕食のデザートには、みずみずしい山梨の桃を一切れ添えてみてはいかがでしょうか。
カープ黄金時代の幕開けの日
7月19日は、カープ黄金時代の幕開けの日です。甲子園で放たれた二本のホームランが、広島の歴史を変えました。
1975年のこの日、阪神甲子園球場で行われたプロ野球オールスターゲームで、広島東洋カープの山本浩二選手と衣笠祥雄選手が二打席連続のアベックホームランを放ちました。この一撃をきっかけにチームは勢いに乗り、球団創設以来初めてとなるリーグ優勝へと突き進んでいきます。この記念日は、広島東洋カープの公式出版物などを手がける株式会社ザメディアジョンが制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
外国人監督ジョー・ルーツのもとで巻き起こった「赤ヘル旋風」は日本中を席巻し、カープは1975年から1991年にかけて6度のリーグ優勝と3度の日本一を成し遂げます。同社からは当時の実況を担当した元中国放送アナウンサー・鈴木信宏氏による書籍も出版され、放送席から見た熱狂が今に伝えられています。赤いヘルメットに込められた闘志は、40年以上経った今も色褪せていません。
おいしいラーメン 神座の日
7月19日は、おいしいラーメン 神座の日です。大阪・道頓堀の小さな4坪9席の店から、物語は始まりました。
奈良県北葛城郡に本社を置く株式会社どうとんぼり神座が制定した記念日です。1986年のこの日、同社の1号店である道頓堀店がオープンしました。日付の由来には、7・1・9を「ナ・イ・ク」と読み「苦が無い」に通じさせる語呂合わせも込められています。記念日は2018年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
看板メニューの「おいしいラーメン」は、門外不出の秘伝のスープに白菜と豚バラ肉を合わせた、他にはない一杯です。フレンチレストランでオーナーシェフを務めていた創業者が、1年半をかけて完成させたというこだわりのスープは、あっさりとしていながら旨みとコクを感じさせます。今では大阪と東京を中心に多店舗展開する人気チェーンへと成長しましたが、原点にあったのは毎日でも食べられる身体にやさしい味を目指す、地道な試行錯誤でした。今日のランチは、あの黄金色のスープを味わいに出かけてみるのも良さそうです。
知育菓子の日
7月19日は、知育菓子の日です。水を入れて練ると色や形が変わる不思議なお菓子に、夢中になった記憶はありませんか。
東京都港区に本社を置くクラシエフーズ株式会社が制定した記念日で、2021年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付は「ち(7)いく(19)」と読む語呂合わせにちなみ、あわせて夏休みが始まる直前という時期も選ばれた理由のひとつです。子どもたちが長い休みに入る前に、知育菓子を通じた学びのきっかけを届けたいという思いが込められています。
同社の知育菓子は「個性を伸ばす」「失敗を楽しむ」「違いを尊重する」という3つの価値を軸に設計されており、代表的な商品として「ねるねるねるね」の名を挙げる人も多いでしょう。ただ甘いだけでなく、子ども自身が手を動かし、思い通りにいかない過程も含めて楽しむ体験こそが狙いなのだといいます。今日はお子さんと一緒に、あるいは童心に返ってひとりで、あの不思議な感触を確かめてみてはいかがでしょうか。
愛知のいちじくの日(7月19日~10月19日)
7月19日は、愛知のいちじくの日です。「いち(1)じく(9)」の語呂合わせが、夏から秋にかけて4回巡ってきます。
愛知県下の農協が会員となるJAあいち経済連が制定した記念日で、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。日付は、愛知県産のいちじくが数多く出回る7月から10月までの4ヵ月間に、「いち(1)じく(9)」と読む語呂合わせを重ねて、それぞれの月の19日を記念日としたものです。県の特産物であり、日本一の出荷量を誇る愛知県産いちじくの美味しさを、より多くの人に知ってもらうことが目的です。
いちじくはクワ科の落葉高木で、原産地はアラビア南部とされ、メソポタミアでは6千年以上前から栽培されていたと伝えられています。日本へは江戸時代初期、ペルシャから中国を経て長崎に伝来しました。花を咲かせずに実をつけるように見えることから「無花果」の字が当てられていますが、実際には実の中に無数の小さな花を咲かせているのだそうです。今日から10月にかけて、旬を迎える愛知の恵みを食卓に取り入れてみてください。
天赦日は開運財布の日
7月19日は、天赦日は開運財布の日です。暦の上で最も縁起が良いとされる日が、今年はちょうどこの日に巡ってきました。
大阪市天王寺区に本社を置き、「財布屋」の名称で職人手作りの「開運財布」を製造・販売する株式会社美吉屋が制定した記念日です。2021年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。「天赦日」は「てんしゃにち」または「てんしゃび」と読み、暦の上では天の神々が万物の罪を赦す日とされ、何を始めても障害なく成功すると言い伝えられています。天赦日は季節と日の干支の組み合わせで決まるため、年に5、6回ほどしか訪れず、その日付は年によって変わります。2026年は3月5日や10月1日、12月16日などとともに、この7月19日も天赦日にあたり、さらに一粒万倍日や大安とも重なる、一年のうちでも稀な巡り合わせの日です。
新しい財布を使い始めるにはこの上ないタイミングとされ、開運を願う人にとっては特別な一日です。長年使ってきたお財布を新調するかどうか、今日を機に考えてみるのも一興かもしれません。
幻化忌
7月19日は、幻化忌です。昭和の作家・梅崎春生が世を去った日であり、その名は彼の遺作にちなんでいます。
「幻化忌(げんけき)」は、小説家・梅崎春生の1965年の忌日です。名称は、彼が毎日出版文化賞を受賞した長編小説であり、遺作となった『幻化』(1965年)に由来しています。梅崎は1915年、福岡県福岡市簀子町に生まれ、熊本の第五高等学校を経て1940年に東京大学国文学科を卒業しました。卒業後は東京市教育局教育研究所や東芝に勤務しましたが、その間に陸軍や海軍に召集され、鹿児島県で暗号兵として敗戦を迎えています。
戦後の1946年、海軍での体験を描いた『桜島』を発表して注目を集め、続いて『日の果て』や『ルネタの市民兵』などを世に送り出し、戦後派作家の有力な一人として認められていきました。生と死が隣り合わせだった戦争体験は、彼の作品全体に独特の緊張感を与えています。今日という日は、書棚の奥に眠っているかもしれない『桜島』を手に取り、ひとりの作家が見つめ続けた戦後という時代に、静かに触れてみるのに良い機会です。
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