明日の #7月5日 は、日本では何の日かをまとめてみました。
協同組合の国際デー(7月第1土曜日 記念日)
7月第1土曜日に制定されている「協同組合の国際デー」は、国際的な規模で協同組合の価値と重要性を認識する日です。この記念日の歴史は古く、1922年に国際協同組合同盟(ICA)によって「国際協同組合デー」として制定され、翌1923年から実施されています。その後、1992年の国連総会において正式に国際デーとして宣言され、世界規模での認知が確立されました。
国際協同組合同盟は、世界105ヵ国から301の組織が加盟する巨大なネットワークを形成しており、傘下の協同組合組合員総数は10億人を超えています。日本からも全国農業協同組合中央会(JA全中)や日本生活協同組合連合会(日本生協連)など14団体が参加し、国際的な協同組合運動に貢献しています。この日は世界各国で祝典、講演会、音楽会などのイベントが開催され、協同組合の理念である相互扶助と連帯の精神を確認し合う重要な機会となっています。
ビキニスタイルの日(7月5日 記念日)
1946年7月5日は、現代女性のファッション史において画期的な日として記録されています。この日、フランスのデザイナー、ルイ・レアールが世界で初めてビキニ・スタイルの水着を発表しました。興味深いことに、「ビキニ」という名称は、発表の4日前にアメリカが原爆実験を行った太平洋のビキニ環礁に由来しています。当時「最も小さい水着」として発表されたビキニは、その前に登場した大胆な水着「アトム」(フランス語の「原子」に由来)に続く、さらに革新的なデザインでした。
しかし、ビキニの普及は決して順調ではありませんでした。肌の露出度の高さから、当初はあまり着用されず、アメリカでは1960年代初頭まで一般的なビーチでの着用が禁止されていました。日本への導入も1950年から始まりましたが、一般的に着用されるようになったのは1970年代に入ってからのことです。現代では当たり前となったビキニスタイルも、当時の社会的価値観との衝突を経て、徐々に受け入れられていった歴史があります。
農林水産省発足記念日(7月5日 記念日)
1978年7月5日は、日本の農林水産行政にとって重要な転換点となりました。この日、「農林省」が「農林水産省」へと改称され、水産業が明確に省名に加えられることとなりました。この改称は、日本の水産業の重要性と、農林業との一体的な政策運営の必要性を反映したものでした。
その後、中央省庁の大規模な再編が行われましたが、農林水産省という名称は現在まで維持されており、日本の第一次産業政策の中核を担い続けています。この改称により、農業、林業、水産業という三つの産業分野が統合的に管理され、食料安全保障や農山漁村の振興などの重要政策が一元的に推進される体制が確立されました。
江戸切子の日(7月5日 記念日)
江戸切子協同組合(旧:東京カットグラス工業協同組合)によって制定された「江戸切子の日」は、日本の伝統工芸の継承と発展を目的としています。日付の由来は江戸切子の代表的な文様の一つである「魚子(ななこ)」から、「なな(7)こ(5)」の語呂合わせによるものです。
「魚子」は魚の卵をモチーフにした文様で、職人の技量を試される非常に高度な技法とされています。江戸切子には10数種類の代表的なカットパターンがありますが、その中でも「魚子」は特に繊細で美しい仕上がりを要求される難しい文様です。この記念日は、そうした職人技の継承と、江戸切子という日本の貴重な文化遺産を多くの人に知ってもらうことを目的として制定されました。
穴子の日(7月5日 記念日)
「穴子の日」は興味深いことに、複数の企業によって制定されています。最初に制定したのは株式会社グリーンフーズで、その後ハンワフーズ株式会社も同じ日を記念日として制定しました。日付の由来は共通して「あな(7)ご(5)」の語呂合わせと、穴子が最も美味しい時季であることから選ばれています。
穴子は鰻と同様にビタミンAやビタミンB類、カルシウムが豊富で、夏バテに効果的とされる栄養価の高い食材です。日本料理においては、開き、天ぷら、蒲焼、煮穴子、寿司など様々な調理法で親しまれており、特に京都近郊の八幡巻(ゴボウを穴子で巻いた郷土料理)などの伝統料理でも知られています。価格も手ごろで、一本丸ごと使用した寿司や天ぷらを名物とする店も多く、「土用の丑の日」の鰻に続く夏の味覚として定着させることが目指されています。
プラチナエイジの日(7月5日 記念日)
一般社団法人プラチナエイジ振興協会によって制定された「プラチナエイジの日」は、高齢者に対する社会的認識を変革する重要な取り組みです。7月5日の誕生石がプラチナとされていることから、この日が選ばれました。
この記念日の核心となるコンセプトは、60歳からの世代を従来の「シルバー」ではなく「プラチナエイジ」として捉え直すことです。プラチナは変色や変質しないことから、その石言葉は「永遠」とされており、プラチナエイジとは永遠に輝き続ける世代という意味が込められています。この世代は、時間的ゆとりを持てる世代、人間として落ち着いた輝きを増すべく意欲的に新しいことに挑戦する成熟した世代として位置づけられています。
毎年この日には「プラチナエイジ授賞式」が開催され、多くのプラチナエイジの人たちの夢や目標となる人をプラチナエイジストとして表彰しています。2015年の第1回授賞式では、俳優・歌手・タレントのピーター(池畑慎之介)がベストプラチナエイジストに選ばれました。
名護の日(7月5日 記念日)
沖縄県名護市の「名護の日制定推進ネットワーク会議」が2009年に制定した「名護の日」は、地域振興と街づくり推進を目的とした記念日です。「な(7)ご(5)」の語呂合わせから7月5日が選ばれ、市民一人一人が楽しみながら感動を共有できる街づくりの推進が図られています。
名護市は1970年8月1日に5町村(名護町・羽地村・久志村・屋部村・屋我地村)が合併して誕生し、2020年に市制施行50周年を迎えました。沖縄本島北部に位置し、総面積210.90平方キロメートルで沖縄県の約9%を占める広大な市域を有しています。同市は「あけみおのまち・名護」というコンセプトのもと街づくりに取り組んでおり、「あけみお」とは「夜明けの美しい静かな入江にニライカナイから豊穣をもたらす青々とした水の流れ」を意味しています。
名護市は1978年以来、北海道日本ハムファイターズの春季キャンプ地として知られ、2000年には九州・沖縄サミット(G8主要国首脳会議)の開催地となるなど、全国的な注目を集める都市として発展しています。
とりなんこつの日(7月5日 記念日)
香川県三豊市に本社を置く株式会社「味のちぬや」が2021年に制定した「とりなんこつの日」は、コロナ禍という時代背景を反映した記念日です。「なん(7)こ(5)つ」の語呂合わせと、とり軟骨が冷たいビールの美味しい夏にピッタリという点から7月5日が選ばれました。
コロナ禍で居酒屋などでの飲み会が減り、とり軟骨を食べる機会が少なくなった中、家呑みでも手軽に食べてほしいという願いが込められています。とり軟骨はビタミンやミネラル、カルシウム、コラーゲンなどを豊富に含む人気の食材で、同社では希少な部位である鶏ひざ軟骨を使用した「とりなんこつから揚げ」を製造しています。
同社の製品は、臭みを取り美味しさを閉じ込めるために一度蒸すというひと手間をかけ、3回に分けて揚げる製法により外はカリッと中はコリッとした独特の食感を実現しています。味のちぬやは他にも「ささみの日」「メンチカツの日」「コロッケの日」など複数の食材記念日を制定しており、食品業界の発展に貢献する取り組みを続けています。
切削工具の日(7月5日 記念日)
切削工具の情報サイト「タクミセンパイ」が2021年に制定した「切削工具の日」は、製造業の根幹を支える重要な技術分野の認知向上を目的としています。日付は切削の「切」に「七」が含まれることから7月、工具の「工」(5)から5日を組み合わせて決められました。
自動車や航空機などの金属部品の多くは切削工具で加工されており、日本には世界に誇る優れた切削工具メーカーが数多く存在します。「タクミセンパイ」は「切削加工に携わる人々の情報格差をなくす」をビジョンに掲げ、切削加工業界の変革と活性化、特に情報入手が不利な中小企業や若手人材の支援を目指しています。
この記念日の取り組みの一つとして、「切削工具フェス」のオンライン開催があります。フェスでは切削工具の改善コンテストやSDGsコンテスト、基礎セミナーなどが実施され、業界のイベント空白期間である夏場を盛り上げる役割を果たしています。
ステーブルコインの日(7月5日 記念日)
一般社団法人・ブロックチェーン推進協会が2023年に制定した「ステーブルコインの日」は、最新の金融技術の普及を目的とした記念日です。日付は2017年7月5日に同協会が発行した日本初のステーブルコイン「Zen(ゼン)」の発行日に由来しています。
ステーブルコインとは、法定通貨のように安定した価格で運用できるように設計された暗号資産(仮想通貨)のことで、その価格が法定通貨や市場で取引される商品などと連動するよう設計されています。利用者にとっては、現実世界で使い慣れた法定通貨と同じ感覚で暗号通貨を利用できる利点があり、現金や銀行預金と比べ発行国の規制に縛られにくく、国際送金や支払いにも利用しやすいという特徴があります。
ブロックチェーン技術は金融分野を起点に発展し、現在では流通、製造、医療、公共事業など幅広い分野での応用が進んでいます。この記念日は、ステーブルコインが企業や個人間での決済など、より幅広い領域で運用できるよう啓発することを目的としています。
セコムの日(7月5日・6日 記念日)
セコム株式会社が創立50周年の記念の年である2012年に制定した「セコムの日」は、2日間にわたる珍しい記念日です。7月5日、6日を「セ(7)コ(5)ム(6)」と読む語呂合わせから設定され、「安全、安心」について考え、意識を高めてもらいたいという願いが込められています。
セコムは1962年に日本警備保障株式会社として創業し、日本で初めての警備保障会社として「安全産業」を創出しました。1964年の東京オリンピックの選手村警備を担当したことが飛躍のきっかけとなり、1965年に放送されたテレビドラマ「ザ・ガードマン」の大ヒットにより一気に知名度が上がりました。
「SECOM」の名前は、元々はオンライン・セキュリティシステムのブランド名で、「Security Communication」を略した造語です。「人と科学の協力による新しいセキュリティ」というコンセプトのもと、1983年にセコム株式会社に社名変更されました。現在では国内首位の警備サービス業として、海外21の国と地域にも事業を展開するグローバル企業に成長しています。
長城清心丸の日(毎月5日 記念日)
アスゲン製薬株式会社が2001年に制定した「長城清心丸の日」は、毎月5日という継続的な記念日として設定されています。日付は5を主薬の「牛黄(ごおう)」と読む語呂合わせから選ばれ、滋養強壮薬「長城清心丸」の認知度向上を目的としています。
長城清心丸は、中国に古くから伝わる「牛黄」や「甘草(かんぞう)」などの生薬を主成分とした薬で、「健康で長生き」をテーマに、虚弱体質の改善や肉体疲労、日常の健康増進に効果があるとされています。主成分の「牛黄」は、牛の胆のうなどにできた結石で、強心・解熱・鎮静作用など様々な薬理作用を持っています。
この薬の歴史は非常に古く、約2000年前の中国最古の薬物書『神農本草経』に、長期間服用しても害がない「上薬」として紹介されています。現代においても、東洋医学の智恵を活かした健康維持の手段として、多くの人に利用されています。
7月の記念日を通じて見えてくるのは、国際協力から地域振興、伝統文化の継承から最新技術の普及まで、人間社会のあらゆる側面を網羅する多様性です。これらの記念日は、私たちの生活を豊かにし、社会の発展に貢献する様々な取り組みの象徴として、重要な意味を持っています。
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