本日、#5月24日 は、日本では何の日かをまとめてみました。
らいてう忌
明治から昭和時代の思想家・評論家・作家である平塚らいてうの1971年の忌日です。平塚らいてうは1911年に日本初の女性による文芸誌『青鞜』を発刊し、「元始、女性は大陽であった」の創刊の辞で知られています。1920年には「新婦人協会」を結成し、婦人参政権運動と母性保護を要求しました。戦後は反戦・平和運動に力を注ぎ、日本の女性解放運動の先駆者として活躍しました。
ゴルフ場記念日
1903年（明治36年）のこの日、日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンしました。このゴルフ場を造ったのは、六甲山山頂に住んでいたイギリス人貿易商のアーサー・ヘスケス・グルーム氏です。当初は外国人専用のゴルフ場として開場し、六甲山に建ち並ぶ外国人の別荘の住人たちのレジャーと社交の場として利用されていました。グルーム氏は六甲山の開発と景観保護に力を注ぎ、「六甲山の開祖」と呼ばれています。毎年6月には彼の功績をたたえる「六甲山グルーム祭」が開催されています。
伊達巻の日
大阪府吹田市の株式会社千日総本社（現：株式会社せんにち）が制定した記念日です。戦国武将・伊達政宗の命日（旧暦：寛永13年5月24日）にちなんで定められました。伊達巻は溶き卵に白身魚のすり身とだし汁を入れて焼き上げ、巻き簾で巻いて形を整えた料理で、伊達政宗が好物だったと伝えられています。華やかで洒落た滋養豊かな卵料理である伊達巻を、日本の食文化として広く後世に伝えていくことが目的とされています。
コモンウェルス・デー（5月24日・3月第2月曜日 記念日）
5月24日はイギリスのヴィクトリア女王の誕生日で、かつてイギリスの祝日でした。ヴィクトリア女王の治世は「ヴィクトリア時代」と呼ばれ、イギリスの国勢が最も盛んだった時代です。1904年に「エンパイヤ・デー」として制定され、1958年に「コモンウェルス・デー」に改称されました。現在では、過去の歴史的な意味合いを持たない日として、3月の第2月曜日が「コモンウェルス・デー」となっています。
長湯温泉「源泉のかけ流し」記念の日
大分県竹田市直入町長湯の長湯温泉旅館組合が制定しました。2006年のこの日、同組合が「源泉のかけ流し」を宣言したことが由来です。長湯温泉は「日本一の炭酸泉」とも呼ばれる世界屈指の炭酸泉で、江戸時代から豊後国岡藩の藩主や与謝野晶子、川端康成などの文人墨客に愛されてきました。「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」と称えられ、血行促進や血圧降下、胃腸改善などの効能があります。
コニシ記念日(5月24日 記念日)
声優・俳優・ラジオパーソナリティーの小西克幸さんの活躍を記念して、株式会社フロンティアワークスが制定しました。「コ(5)ニ(2)シ(4)」の語呂合わせが日付の由来です。小西さんは1996年から活動を開始し、『SAMURAI DEEPER KYO』や『テイルズ オブ シンフォニア』など数多くの作品で活躍されています。この記念日は日本記念日協会における声優個人による最初の記念日登録でした。
スクーバダイビングの日
レジャーダイビング認定カード普及協議会が制定しました。「Go（5）To（2）Sea（4）」（海へ行こう！）の語呂合わせと、1953年頃に海洋学者ロバート・S・ディーツ氏によってスクーバ器材が日本に紹介されたことが由来です。スクーバダイビングの楽しさを伝えるとともに、正しい知識を普及し、ダイビング事故に対する安全意識の向上を目的としています。
菌活の日
きのこ総合企業のホクト株式会社が制定しました。2013年のこの日、同社がテレビコマーシャルで「菌活」という言葉を初めて全国発信したことが由来です。きのこは菌そのものを食べる唯一の食材で「菌食材の王様」と呼ばれています。食物繊維が豊富で低カロリーなきのこを摂ることで、便秘改善やダイエット効果、美容や疲労回復の効果が期待できます。
ブルボン・プチの日（毎月24日 記念日）
株式会社ブルボンが制定した毎月の記念日です。「プチシリーズ」の24種類にちなんで毎月24日に設定されました。1996年に発売された「プチシリーズ」は、一口で食べられる大きさ、幅広いラインナップ、低価格が特徴で、同社の主力商品の一つです。キャラクターの「プチクマ」も人気で、24種類の仲間がいます。
地蔵の縁日（毎月24日 年中行事）
毎月24日は地蔵菩薩の縁日で、地蔵菩薩を祀る寺院において供養や法要が営まれます。特に旧暦7月24日の縁日は「地蔵盆」と呼ばれ、現在では8月23日・24日に行われることが多いです。1月24日は「初地蔵」、12月24日は「納めの地蔵」と呼ばれています。東京・巣鴨の「とげぬき地蔵」として親しまれている高岩寺が特に有名です。
愛宕の縁日（毎月24日 年中行事）
毎月24日は愛宕権現の縁日です。愛宕権現は火災を防ぐ「火伏せの神」として有名で、1月24日は「初愛宕」、12月24日は「終い愛宕」と呼ばれます。京都市右京区の愛宕神社は全国約900社の愛宕神社の総本社で、「火迺要慎」と書かれた火伏札が京都の多くの家庭や店舗に貼られています。
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