本日、#6月10日 は、日本では何の日かをまとめてみました。
薄桜忌
大正・昭和・平成にかけて活躍した小説家・随筆家である宇野千代の1996年の忌日です。「薄桜忌」という名称は、岐阜県本巣市にある樹齢1500年以上の「薄墨桜」をこよなく愛したことに由来します。宇野千代は1897年に山口県で生まれ、『色ざんげ』や『生きて行く私』などの代表作で知られ、文学者としてだけでなく、編集者・着物デザイナー・実業家としても活躍した多才な女性でした。
時の記念日
1920年に東京天文台と生活改善同盟会によって制定された、日本で最も歴史のある記念日の一つです。この日は「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」という呼びかけのもと設けられました。日付の由来は、日本書紀に記された671年6月10日に日本で初めて水時計(漏刻)が使われた記録にちなんでいます。2020年には制定100周年を迎え、6月の祝日化も議論されています。
商工会の日
1985年に全国商工会連合会が制定した記念日で、1960年6月10日に商工会法が施行されたことに由来しています。商工会は全国に1719ヶ所設立されており、地域経済の発展と中小企業の支援に重要な役割を果たしています。
路面電車の日
1995年の第2回路面電車サミットで制定された記念日です。「ろ(6)でん(10)」という語呂合わせから設定されました。路面電車は明治時代から日本の都市交通を支えてきましたが、モータリゼーションの進展により多くが廃止され、現在では20ヶ所以下と少なくなっています。この日には各地で路面電車の利用促進キャンペーンが行われています。
ミルクキャラメルの日
森永製菓が2000年に制定した記念日で、1913年6月10日に「森永ミルクキャラメル」が発売されたことに由来します。創業者の森永太一郎は、日本の高温多湿な気候に合わせてキャラメルの改良を重ね、翌年には20粒入りの箱入り商品を発売しました。現在では伝統の味に加え、メロンやあずきなど様々な味のキャラメルが販売されています。
歩行者天国の日
1973年6月10日に銀座から上野まで当時世界最長の5.5kmの歩行者天国が実施されたことに由来する記念日です。高度経済成長期の自動車増加による事故や環境問題への配慮から、車優先から歩行者優先への転換を図る取り組みとして始まりました。
無糖茶飲料の日
伊藤園が制定した記念日で、「む(6)とう(10)」という語呂合わせから設定されました。健康への関心が高まる中、無糖茶飲料の良さをPRすることが目的です。日本には茶に関する記念日が多数あり、抹茶の日、緑茶の日、麦茶の日、紅茶の日など、一年を通じて様々な茶の記念日が制定されています。
緑豆の日
緑豆再発見委員会が制定した記念日で、「りょく(6)とう(10)」の語呂合わせです。緑豆はもやしや春雨の原料として知られており、その栄養価値を再発見し、消費拡大を図ることが目的です。
無添加の日
ファンケルが2007年に制定した記念日で、「む(6)てん(10)か」という語呂合わせから設定されました。無添加化粧品の良さや大切さをより多くの人に知ってもらうことが目的で、この日を中心にキャンペーンが実施されています。
夢の日
香川県直島に住む女性が制定した記念日です。「む(6)ちゅう(10)」(夢中)という語呂合わせと、「夢は叶う」の「叶」の字に十が含まれることから設定されました。夢を叶えてくれた人への感謝と、自分の夢について考え語り合う日とされています。
谷津干潟の日
1997年に千葉県習志野市が制定した記念日で、1993年6月10日に谷津干潟がラムサール条約の登録湿地に認定されたことに由来します。この記念日は、谷津干潟を通して自然保護や環境保全について関心と理解を深めることを目的としています。
てっぱん団らんの日
オタフクソース株式会社が制定した記念日で、2005年6月10日に食育基本法が成立したことに由来します。鉄板を囲んでの食事が食育にも通じるとの考えから設定され、家族の団らんの大切さを訴えています。
Doleスムージーの日
株式会社ドールが制定した記念日で、「スム(6)ージー(10)」という語呂合わせから設定されました。フルーツや野菜の栄養を丸ごと摂取できるスムージーの普及を目的としており、特にグリーンスムージーは美容や健康面で注目を集めています。
社会教育法施行記念日
1949年6月10日に社会教育法が公布・施行されたことに由来する記念日です。教育基本法の精神に則り、社会教育の意義や国・地方公共団体の任務、社会教育主事や公民館などについて規定した重要な法律です。
ローストビーフの日
静岡県菊川市に本拠を置く「ローストビーフの通販 たわら屋」が制定したこの記念日は、「ロ(6)ースト(10)ビーフ」という語呂合わせと、父の日のプレゼントに最適な時期であることから6月10日に設定されました。世界的に名高い日本の和牛を使用したローストビーフの極上の美味しさを、国内にとどまらず海外にも広めていくことを目的としています。同店では黒毛和牛など上質な牛肉を使用し、手間暇かけて調理を行っており、サーロインやシャトーブリアン、ミスジ、ザブトンをはじめとした様々な種類のローストビーフを取り扱っています。
無添加住宅の日
兵庫県西宮市に本社を置く株式会社無添加住宅が制定したこの記念日は、「む(6)てんかじゅう(10)たく」(無添加住宅)という語呂合わせから設定されました。合成化学物質・化学建材を一切使わず、天然素材で建てる健康住宅の無添加住宅の良さを多くの人に知ってもらうことが目的です。同社の理念は「誰もが安心して住める家を広めたい」であり、古くなっても美しく経年美化を楽しむ家、シックハウス症候群にならない家として無添加住宅に取り組んでいます。この日を中心に無添加住宅の天然素材や室内空気を体感できる体感フェスタを全国で開催しています。
ロートの日
大阪府大阪市に本社を置くロート製薬株式会社が制定したこの記念日は、「ロ(6)ート(10)」という語呂合わせから設定されました。同社の企業活動のPRと、美・食・薬などの健康にまつわる情報発信・啓発活動を行う「健康宣言日」とすることが目的です。薬に頼り過ぎずに健康寿命を伸ばしていくという同社の健康へのチャレンジをお客様とともに宣言する日として位置づけられています。同社のコーポレート・アイデンティティは「NEVER SAY NEVER」で、世の中を健康にするために常識の枠を超えてチャレンジし続けることを意味しています。
ドリーム号の日
西日本ジェイアールバス株式会社とジェイアールバス関東株式会社が制定したこの記念日は、1969年6月10日に日本初の夜行高速バスとして「ドリーム号」が大阪~東京間の運行を開始したことに由来します。安全・安心・快適・リーズナブルな都市間輸送サービスとして親しまれてきた「ドリーム号」を、2019年の運行50周年を前にこれからも多くの人に利用してもらうことが目的です。運行開始当初は東京~大阪間が2往復、東京~名古屋~京都間が1往復でしたが、1970年の大阪万博開催時には輸送人員が飛躍的に伸びました。
ところてんの日
日本一の天草の生産地である静岡県伊豆の「伊豆ところてん倶楽部」が制定したこの記念日は、「ところ(6)てん(10)」という語呂合わせと、ところてんの原料である天草の漁の解禁後で初物が味わえる時期であることから設定されました。ところてんの美味しさ、食文化としての伝統を広めていくことが目的です。伊豆半島は天草の日本一の産地であり、江戸時代から伊豆の天草は品質が高いことで知られ、全国の寒天問屋でも高級品として扱われてきました。春から夏にかけて、天草干しの光景があちこちで見られ、磯の香りがただよう風物詩となっています。
うどんと和菓子をいっしょに食べる日
広島県広島市に本社を置く「株式会社ちから」が制定したこの記念日は、「うどんと和菓子の店」として同社が創業した1935年6月10日に由来します。うどんと和菓子を一緒に食べるという食文化を、広島の「ソウルフード」として根付かせるとともに、全国の人にも知ってもらい、その美味しさを味わってもらうことが目的です。同社は広島市内を中心に31のレギュラーチェーン店を持ち、化学調味料はできるだけ使用しないという姿勢を徹底して守っています。北海道の昆布とオリジナルブレンドの削り節だけでとった本格的なだしを使用しています。
ロトくじを楽しむ日
東京都千代田区に本社を置く株式会社主婦の友インフォスが制定したこの記念日は、「ロ(6)ト(10)」という語呂合わせから設定されました。1999年から「ミニロト」として発売を開始した数字選択式宝くじが2019年に20年の節目となることを記念し、令和の時代も多くの人にロトくじを楽しんでもらい、大きな夢を叶えてもらいたいとの願いが込められています。最初は5個の数字を選択する「ミニロト」でしたが、その後「ロト6」「ロト7」と発展し、現在では老若男女が楽しめる宝くじとして定着しています。
リボンシトロンの日
愛知県名古屋市に本社を置くポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が制定したこの記念日は、「リボンシトロン」の前身の商品である「シトロン」が初めて発売された1909年6月10日に由来します。100年以上にわたり愛されている炭酸飲料の「リボンシトロン」を、さらに多くの人に知ってもらうことが目的です。「健康増進」という観点から、ヨーロッパで体によいと飲まれていたレモン水を参考に開発され、1915年に「リボンシトロン」と改称されました。炭酸による刺激と清涼感のあるクリアな味わいが支持を受けているロングセラー炭酸飲料として親しまれています。
ペットに無添加良品の日
大阪府大阪市に本社を置くドギーマンハヤシ株式会社が制定したこの記念日は、「む(6)てん(10)か」(無添加)という語呂合わせから設定されました。ペットフードにおける無添加への取り組みをいち早く始めた同社の商品へのこだわりを多くの人に知ってもらうのが目的です。無添加良品シリーズは、保存料・着色料・発色剤・酸化防止剤の4つを使わずに作られており、大切な家族だから気になる添加物は使わない、加えないという姿勢で開発されています。50種類以上の豊富なレパートリーがあり、その中から「うちのコの大好き!」を選ぶ楽しさがあります。
労働契約を考える日
東京都文京区に事務局を置く特定非営利活動法人・労働契約エージェント協会が制定したこの記念日は、「ろう(6)どう(10)」(労働)という語呂合わせから設定されました。労使がともに労働契約の重要性を再認識するとともに、労働者が自分の労働契約の内容を確認して、今後の働き方について考える機会にしてもらうのが目的です。同協会は、適正な労働契約の締結支援を行う「労働契約エージェント」の認知度向上と、学生やビジネスパーソンに対する「ワークリテラシー教育」の普及活動を行っています。
ロケ弁当の日
東京都渋谷区に本社を置く日本フードデリバリー株式会社(現:株式会社くるめし)が制定したこの記念日は、「ロケ(6)べんとう(10)」(ロケ弁当)という語呂合わせから設定されました。同社が運営する「くるめし弁当」は映像制作関連の職場で食べられるロケ弁当が数多く利用されていることから、ロケ弁当に関係するすべての人に日頃の感謝を伝えるとともに、さらなるサービスの拡充を目指すのが目的です。現在は記念日の名称が「ロケ弁の日」に変更され、業界内外にロケ弁の奥深さや魅力を発信し、お弁当業界のさらなる発展に貢献することを目指しています。
露点計の日
神奈川県川崎市に本社を置く株式会社テクネ計測が制定したこの記念日は、「ろ(6)てん(10)」(露点)という語呂合わせから設定されました。記念日を通して、露点計測による様々なメリットや、露点計に関する基礎知識、正しい使い方、校正の重要性を広めることが目的です。露点計とは気体中の水分量を計測する機器のことで、産業界では露点計測をすることで製品の品質が向上し、歩留まりが改善され製造効率が上がるなど、より環境にやさしいモノづくりに貢献しています。電池やバッテリー、半導体、鉄鋼などの製造において重要な役割を果たしています。
こどもの目の日
東京都千代田区に事務所を置く日本眼科啓発会議が制定したこの記念日は、生まれたばかりの赤ちゃんも6歳くらいまでには視力1.0に成長する一方、1.0に成長していない「弱視」の発見・治療や、低年齢化する近視の発症の予防にとって「6歳。視力1.0」は大切な節目との考えから設定されました。こどもたちの視力の成長を見守り、生涯にわたり目の健康を維持増進する基礎を培うこと、デジタル機器に触れるこどもたちの近視の発症や進行を予防することが目的です。「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いを込めて制定され、この記念日が歯科における「8020運動」のように広く国民に周知されることを目指しています。
ヘルスケアオープンイノベーションデー
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループが制定したこの記念日は、ヘルスケアイノベーションで人々が健康でいられる時間を一日でも長くなるようにという願いを込めて「時の記念日」である6月10日に設定されました。また、健康寿命延伸に寄与するアイデアを募るコンテスト(クイックファイアー・チャレンジ)の日本における初の受賞者発表の日が2023年6月10日であることもその由来です。ヘルスケアイノベーションを生み出すためには企業や研究機関など業界を超えたコラボレーションが重要であるとの考えのもと、記念日を通してイノベーションへの投資意思を明確にし、様々なパートナーを募っていくという同グループの姿勢を示すことが目的です。
BLACK無糖の日
兵庫県神戸市に本社を置くUCC上島珈琲株式会社が制定したこの記念日は、「む(6)とう(10)」(無糖)という語呂合わせから設定されました。「UCC BLACK無糖」は日本で初めての缶入り無糖コーヒーで、1994年発売以来、多くのファンに愛され続けてきました。缶入りブラックコーヒーのパイオニアとして同社を代表する商品のひとつである「BLACK無糖」ブランドをより多くの人に知ってもらい、コーヒー本来の味を存分に楽しめる無糖コーヒーの素晴らしさを伝えることが目的です。コーヒー専業メーカーとしてのプライドをかけ、レギュラーコーヒー100%にとことんこだわり、原材料がコーヒーのみという表記を長年守り続けています。
ReBorn60の日
東京都新宿区にある協同組合・日本写真館協会に事務局を置く「ReBorn60をすすめる会」が制定したこの記念日は、還暦の60を六十(ろくじゅう)と読んで6月10日に設定されました。昔、長寿のお祝いであった還暦の60歳は、今ではまだ若く健康で家庭でも社会でも一線で活躍する人が多く、60代は勤務先の定年や再雇用など第二の人生のスタートとも言われます。人生の大きな節目となる60代の人々に社会全体でReBorn(リボーン=生まれ変わった)、まさに「第二の人生のスタートに乾杯!」とエールを贈るのが目的です。日本写真館協会では「60代の肖像を残そう!」として「ReBorn60」運動に取り組んでおり、還暦世代の60代の人々を応援する活動を展開しています。
6月10日は語呂合わせを活用した記念日から、歴史的な出来事を記念した日まで、実に多彩な16の記念日が制定されています。これらの記念日は、それぞれの企業や団体が大切にしている価値や想いを伝える機会として活用されており、私たちの生活にも身近な商品やサービスに関連したものが多く含まれています。このような記念日を通じて、普段何気なく接している商品やサービスの背景にある企業の想いや歴史に触れることで、より豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。
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